長崎市戸町5丁目の女神大橋で13日未明、乗用車に衝突したトレーラーの運転手が死亡する事故があり、この乗用車が駐停車禁止の車線上に無灯火で止まっていた疑いがあることが、捜査関係者などへの取材でわかった。
長崎県警は、トレーラーが乗用車の存在に気付くのが遅れた可能性があるとみている。
県警大浦署によると、事故は13日午前2時55分ごろ発生。トレーラーが乗用車に追突したはずみで中央分離帯を乗り越え、反対車線の鉄柵や欄干を破り、車両の一部が海に突き出して止まった。
運転手の田川慎二さん(50)=諫早市=が橋から海に転落し、その後死亡が確認された。死因は脊髄(せきずい)性ショックだった。
乗用車の運転手の男性会社員(22)=長崎市=は病院に搬送され、重傷だが命に別条はないという。県警の調べに男性は「覚えていない。気づいたら道路に横たわっていた」と話しているという。
捜査関係者などによると、こ…